戦争と発展

2008年12月12日
アルフレッド・ノーベル
知人の化学者アスカニオ・ソブレロ (Ascanio Sobrero)が発明した爆薬、ニトログリセリンを、初めて実用化することに成功。さらにこれを改良し、安全に使えるようにしたダイナマイトを発明した。ダイナマイトは工事現場での岩盤の破壊など、作業の効率化を進めるものとして広く普及したが、同時に戦争にも爆薬として使用された。(wikipedia)

ダイナマイトの発明によって工事現場での作業を効率化し、その後の社会の発展に大きく貢献している。
しかし、この発明が戦争に利用され、被害を拡大させたとも言える。

原子力発電はエネルギーの供給安定性において非常に優れている。
しかし、原子力発電は原子力爆弾の開発から、さらに高い技術を持って応用したものだ。
元々戦争の兵器であり、原爆による被害が大きいことから、建設には反対の声が多い。
特に日本は世界唯一の被爆国のため、原子力に対する抵抗は大きい。

ヴェルナー・フォン・ブラウン「宇宙にいく為なら悪魔に魂を売り渡してもよいと思った。」

戦争には常にその国の最先端技術を集結させてきたから、科学者としては悪魔に魂を売るとわかっていても惹きつけられる環境があったはずだ。
もしダイナマイトが最初に戦争の兵器として開発されていたら、現代社会はどうなっていたのだろうか。
原子力発電同様、ダイナマイトの使用は反対されてしまうのだろうか。
性質が違うので簡単に片付けることはできないが皮肉なものだ。

僕が原子力発電に対して反対か推進かと言われれば答えるのは難しい。
ただ、原子力に対して理解を深めようとする姿勢は必要だと思う。

月をめざした二人の科学者―アポロとスプートニクの軌跡 (中公新書)月をめざした二人の科学者―アポロとスプートニクの軌跡 (中公新書)
(2000/12)
的川 泰宣

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